寺津沼
この沼&親水公園は、近くの県道を通りつつも直接は見えないため以前から
気になっていました。
その理由は地図で見た三日月のかたち。
しかも、この沼と、その西側を通る須川の間が中山町の飛び地になっている
ことからしてなにかいわくありげ。
自分では須川の昔の川筋のなごりだと予測していましたが、実際想像を超える
曲がり具合だったようで、「たこのくび」と呼ばれて洪水被害もたびたび起こっていた
そうです。
隣接する「水郷寺津資料館」は建物の周囲をガラスで囲い、外から古地図や
昔の資料を眺められるという展示法をとっていて、かつてのこの土地の様子を
うかがい知ることができました。
下の画像、特にS51年のものを見ると、旧川筋がはっきりわかります。
現在沼周辺は公園として整備され、釣りを楽しむ人や白鳥にえさをあげる人など
のんびりくつろげる憩いの場として活用されているようでした。
桜の木も多く植栽されていましたので花見や弁当開きにちょうどいいかも。
ただし、駐車スペースはあまり広くないのであしからず。
また、寺津地区と中山町長崎地区を結ぶ「落合橋」は昭和63年に架け替え
られています。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
落合橋(山形新聞:やまがた橋物語)
【Google Earthの画像<H17.5.25撮影>】
【国土画像観覧システム(国土交通省)の画像<S51年頃>】
【Googleマップ】
より大きな地図で 山形今昔30年 on Googleマップ【村山地方(山形市以外)】 を表示
【H24.4.8撮影】
追記【Googleストリートビュー】
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